2 【沿革】

東急建設株式会社は、昭和21年3月に創立された東京建設工業株式会社を前身としている。その後、同社は昭和29年8月東急不動産株式会社と合併し、同社建設工業部となり5年余にわたりその建設部門を担当した。

昭和34年11月11日、東急不動産株式会社より分離独立し、新会社として東急建設株式会社が設立された。

 

(注) 昭和38年6月1日、関東民生産業株式会社と合併したため、登記上の設立年月日は昭和23年11月15日となっている。

 

当社設立後の当社企業集団の主な変遷は次のとおりである。

昭和24年10月  当社は建設業法による建設大臣登録(ハ)第157号の登録を完了

38年6月  当社は定款の一部を変更し、事業目的に不動産の売買及び賃貸業を追加する。

38年9月  当社株式を東京証券取引所市場第二部に上場

42年8月  当社株式を東京証券取引所市場第一部に指定替え

44年4月  当社株式を大阪証券取引所市場第一部に上場

47年6月  田園都市設備工業(現 連結子会社)設立

48年2月  鞄喧Mレジャー(現 東建産業梶@連結子会社)設立

48年7月  当社は建設業法改正により建設大臣許可(特−48)第1300号の許可を受ける。

48年12月  当社は宅地建物取引業法による建設大臣免許(1)第1737号の免許を受ける。

55年4月  GUAM PACIFIC TOKYU CONSTRUCTION,INC.(現 連結子会社)設立

55年12月  鞄ネ木東急ゴルフ倶楽部(現 且vい川東急ゴルフ倶楽部 連結子会社)設立

59年12月  当社は定款の一部を変更し、事業目的にゴルフ場及び宿泊施設の経営を追加する。

62年2月  東建リニューアル(現 東急リニューアル梶@連結子会社)設立

63年3月  潟宴Cフシステムズ(現 連結子会社)を設立し、高齢者コミュニティ事業を開始

63年6月  潟Vティ弘前ホテル(現 連結子会社)設立

平成元年8月  且l日市東急ゴルフ倶楽部(現 連結子会社)設立

3 【事業の内容】

当社企業集団は、東急グループの構成員として開発事業の分野を担い、当社、子会社8社、関連会社5社で構成され、建設事業を中心に不動産、ゴルフ場、ホテル等の事業を展開している。

当社企業集団の事業に係わる位置付け及び事業の種類別セグメントとの関連は、次のとおりである。

 

建設事業

当社を中心に事業を行っている。当社は、子会社の東建産業梶A田園都市設備工業梶A東急リニューアル葛yび関連会社の世紀東急工業梶A東急グリーンシステム鰍ノ工事の一部を発注している。また、子会社の東建産業鰍ヘ、建設資機材の販売・賃貸等を行っており、当社は、その一部を購入・賃借している。海外においては、関連会社のCH.KARNCHANG-TOKYU CONSTRUCTION CO.,LTD.等が事業を行っている。

なお、親会社の東京急行電鉄鰍謔闕H事の一部を継続的に受注している。

 

 

不動産事業等

当社が主として営んでおり、関連会社の田浦開発鰍ェ開発事業を行っている。また、子会社の且vい川東急ゴルフ倶楽部、且l日市東急ゴルフ倶楽部がゴルフ場を運営している。このほか、子会社の潟Vティ弘前ホテルがホテルを運営し、子会社の潟宴Cフシステムズが有料老人ホームを経営している。

 

事業の系統図は次のとおりである。