株式会社エスプール 第10期 (2009年11月期)第2四半期決算説明資料  

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第10期 (2009年11月期)
第2四半期決算説明資料


   目次

1. 第10期 (2009年11月期)
   第2四半期 業績ハイライト


2. 第10期 (2009年11月期)
   第2四半期 業績分析


3. 第10期 (2009年11月期)
   下期事業方針


4. 第10期 (2009年11月期)
   業績予想


5. 第10期(2009年11月期)
   業績予想の解説


6. 株主還元施策

7. 今後の事業戦略について

8. IR担当窓口・免責事項

  (参考資料)

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[T] 「強みを活かしたアウトソーシングサービスの提供」

それでは、「強みを活かしたアウトソーシングサービスの提供」について、先ほどからお話している2つの事業部の現状について説明させていただきます。

まず、ロジスティクスアウトソーシングについてですが、派遣ではなく受託で業務を進めることを続けています。抵触日対応については一通り終わっているのですが、それに加えて景気悪化に伴うコスト削減や業務改善ニーズの高まりが今追い風になっています。
当社の強みとしては、設立から10年間この業務に携わってきた実績、それから物流技術管理士を含めた専門家のサポートがあることなどが、お客様から評価していただいています。さらに派遣で培った労働法関連のコンプライアンス遵守についても強みになります。
事業戦略として、価格競争になりやすい単純な派遣サービスは原則行いません。最近では派遣サービスについては殆ど行っていません。お客様に対してより効果的な物流改革を実現することのできる3PL事業者を目指していくことになります。

続いてキャンペーン アウトソーシングについてですが、 不景気の時には宣伝広告費は削減される傾向があります。ただし、直接的な効果がでる販売促進業務へのニーズについては、むしろ高まっています。費用をかければかけるほど売上に繋がることに関しては、比較的お客様は投資を行い、逆に知名度を上げるための広告宣伝については削減される傾向がありますので、キャンペーンアウトソーシングについては、伸びていくと考えています。
当社の強みは、過去の実施データに基づいた効果的なプロモーションの企画提案力があることです。どの時間にどのようなプロモーションを行えば、どれだけ効果があるのかということについては、過去の多くの実績がありますので、お客様に説得力のある説明や提案ができます。むしろ、これだけ実施して費用がいくらかかるということではなく、効果の出ることに関してこれだけ成果がでたので、単価を上げてくださいといった交渉ができる形になってきていますので、その点が当社の強みになります。
事業戦略としては、実績のあるサンプリングと屋外広告が連動したより効果的なセールスプロモーションの展開を図って行きたいと考えおり、将来的には各メディアやマス媒体とも連携していく形を進めている状況です。

以上のような形で、競合他社との差別化を実現していきたいと考えています