KONICA MINOLTA コニカミノルタ株式会社 2015年3月期(2014年度)第2四半期決算概要  


通期業績達成のポイント

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通期業績達成のポイントとしては、情報機器事業では先進国で当社が取り組んでいるITサービスをテコにしたハイブリッド型販売で成果を出していくことです。その具体的成約が進みつつありますが、下期はこれを加速します。特に当社のカラーMFPにつながるという分野の業種・業態においてハイブリッド提案を強化しています。今年の7月に新製品として投入したカラーのA3MFP、これは低セグメントではありますが、新興国で非常に好調であり、この計画以上の勢いを下期は形にしていきます。
商業・産業用印刷の領域においては、本格展開をしているMPMサービスを欧州・アジアのみならず、この下期中に米国、さらに日本に広げてグローバル展開のベースを固めていきます。加えて、今、新製品を投入したMPP(ミッドレンジ)領域のカラー機の競争力がありますから、これを下期の業績に大きく寄与していく形で進めます。
産業用光学の領域においては、季節要因がありますが、この光学分野における新製品で物量を確保する方針で進めます。
TACフィルム事業については、年内は概ね今の好調を維持するという見込みが立っていますが、第4四半期については若干の調整があるという想定に基づいて計画しております。
ヘルスケアについては、超音波の新製品効果を下期は数字にしていきます。一方、今、先行投資的に進めている医療ITサービスについては、まず国内でDRの販売増に結び付ける形で、より成果に向けて強化をしていきます。以上が下期の目標達成のポイントです。