KONICA MINOLTA コニカミノルタ株式会社 2015年度第2四半期 決算概要  


マネジメントメッセージ

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通期見通しは、これまで売上高1兆1000億円、営業利益770億円、当期利益500億円と予想してまいりましたが、会社計画に対して上期は弱さが見られる結果となりました。下期は、プラスになる要素を開発、生産、販売の各段階、また、事業強化についてもかなりきめ細かく詰めており、当初計画をやりきるものの、通期としては上期未達分をカバーするまでは至らないだろうと判断しました。ついては、通期予想を売上高1兆800億円、営業利益730億円、当期利益470億円に修正します。ただ、14年度との比較では、売上は8%増、営業利益11%増、当期利益15%増であり、これを上回るような着地点に向けて確実に下期の運営を強化していきたいと考えています。
同時に、中期計画最終年度である2016年度には、私が掲げたコミットメントの通り営業利益900億円をやり切ります。足元の若干の厳しさをはねのけて、16年度の中期計画達成に向けてロードマップを具現化してまいります。
連結業績を強め、将来投資をやりながら株主還元を強化する方針は、通期を見通して変える必要はないと判断し、当初の予定通り年間30円、すなわち10円の増配といたします。中間期においても、昨年の10円から5円増配し、15円の配当を決定いたしました。