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チェコ工場(Advanex Czech Republic s.r.o.)は当社にとって最初の欧州本土生産拠点で、チェコの首都プラハ近郊に開設される予定です。工場周辺には近年多くの日系・欧米系自動車メーカー、自動車部品メーカーが進出しており、また、欧州の自動車産業の中心地であるドイツへのアクセスが良いなどの利点があります。

インド工場(Advanex(India)Private Limited)は、インド東岸の港湾都市チェンナイの近郊に開設される予定です。工場周辺は自動車産業の集積地であり、また、チェンナイ港も近く物流面でも有利などの特長があります。

ベトナム第2工場は、ベトナム北部の都市ハノイの近郊に開設される予定です。既存のベトナム工場が手狭となったため、約4 倍の面積規模を持つ新工場を新たに建設します。既存工場は線ばねのみでしたが、新工場では板ばねも導入する予定です。

メキシコについては、第2工場開設当初の想定より需要が多く、現地法人化し機動的な経営体制にした方が有利と判断しました。今後は生産スペースを拡張し、従来から生産していた線ばねに加え、新たに板ばねやインサートモールドも導入するなど拡充していく予定です。


アドバネクスは中期経営計画を見直しいたします。従来は目標年度を2020年3月期、売上高を350億円、営業利益を40億円としていましたが、見直し計画は目標年度を2023年3月期、売上高を315億円から350億円の間、営業利益を25億円から30億円の間とさせていただきます。主な理由は主力市場の一つであるOA機器向けの売上見通しが当初に比べ半減していることや、一部の自動車向け量産開始の遅れ、円高、新興国での人件費高騰などです。一方、方針・戦略につきましては少しアップデートするものの大きな変更はありません。




来期稼動を予定しているチェコ工場、インド工場、ベトナム第2工場で新設計画を完了し、以降は稼働率向上や収益性改善に注力していきます。





自動車、医療、住設・インフラ市場に加えて2次電池、航空機、検査装置市場にも注力します。





2016 年にElectronic Stamping Corporation、2017年にPT. Yamakou Indonesiaを完全子会社化しましたが、今後もシナジー効果が望める企業は積極的に検討していきます。



規格品のタングレス・インサート、ロックワン、インサートカラーの販売網を世界に広げます。インサート成形、深絞りを海外工場に展開します。