株式会社エスプール 第10期 (2009年11月期)決算説明資料  

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第10期 (2009年11月期) 決算説明資料

目次

はじめに

1.第10期 (2009年11月期) 業績ハイライト

2.第10期 (2009年11月期) 業績分析

3.第11期 (2010年11月期) 事業方針

4.第11期 (2010年11月期) 業績予想

5.第11期(2010年11月期) 業績予想の解説

6.株主還元施策

7.今後の事業戦略について

8.IR担当窓口・免責事項

参考資料

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主要経営指標分析(2)

 主要経営指標分析ということで、今回は大きく分けて2つご説明させていただきます。

 総合人材アウトソーシング事業についてですが、売上の減少により第2四半期までは赤字傾向がずっと続いていたました。しかしながら、収益の上がっている部分や調子のいい部分に資源の選択と集中を進めたおかげによって、これはロジスティクス部門の収益性の向上と、人材派遣部門にてコスト削減を進めたことによって、収益化及び黒字化をしています。

ロジスティクス部門におきましては、アウトソーシングサービスへの移行が、ほぼ終わっています。第3四半期には黒字化を達成しており、利益率も良いときには10%以上となるように現在では推移しています。

 人材派遣部門におきましては、支店の統廃合と人員の削減を、特に第4四半期を中心に大幅に進め、第4四半期に黒字化を達成しています。支店数は、2年前のピーク時には28拠点ありましたが、現在は8拠点になります。来月2月には、さらに1拠点減らして7拠点で運営する予定です。
 また、支店に在籍した社員については、主に物流現場への配置転換や自然減を含めて33名の正社員を削減しています。受注についても夏ぐらいまでは非常に厳しい状況が続いていたのですが、第4四半期以降若干回復してきており、コールセンター派遣と抵触日の終了した携帯電話販売派遣に特化して数字を伸ばしてきました。

 ただ、新たに始めた新サービスの部門、キャンペーン部門、採用アウトソーシング部門、求人サイトサービス部門については、収益化が依然遅れています。規模は非常に小さいものですが、この辺は今期以降の課題となっています。