株式会社エスプール 第10期 (2009年11月期)決算説明資料  

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第10期 (2009年11月期) 決算説明資料

目次

はじめに

1.第10期 (2009年11月期) 業績ハイライト

2.第10期 (2009年11月期) 業績分析

3.第11期 (2010年11月期) 事業方針

4.第11期 (2010年11月期) 業績予想

5.第11期(2010年11月期) 業績予想の解説

6.株主還元施策

7.今後の事業戦略について

8.IR担当窓口・免責事項

参考資料

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主要経営指標分析(3)

 続いて、第9期の10月から合流した株式会社GIM、システム事業についてになります。

 SES事業とプロジェクト事業と2つの大きな事業があります。
 SES事業というのは先方で開発をする形で受託契約になるのですが、一部派遣のような形でお客様のところで受託開発をしていくものです。プロジェクト事業というのは、システム開発を我々が一括で請け負い納品していくものとなります。
 SES事業については、契約終了と新規受注がほぼなくなって防戦一方となり、前期比で売上が半減まで落ち込みました。もともとこの会社の売上の8〜9割が、SES事業だったのですが、その部分が大きく落ち込んでいます。当然社員が業務を行っているので人員の整理はなかなか大変なのですが、そちらのコスト削減と事業構造の転換を進めてきましたが、10期中にはまだ終わりませんでした。
 SES事業からプロジェクト事業への営業の軸足のシフトを第3四半期以降進めています。プロジェクト事業は、流通系のPOSに強みがあり、非常に開発の時間も短く、POSの入れ替え需要もありますので、そちらを集中して利益率も高めるように攻めています。

 また、SES受注減に対応していくために、第10期に間接部門と技術者70名を削減しています。内訳は57名がシステムエンジニア、13名が間接部門の社員となります。

 最後になりますが、プロジェクト案件の一部について、納品が今期中に間に合わなかった部分が数件あり、開発費用がかさんだだけでなく、売上が減少してます。その辺がGIMの赤字の大半を占めていますので、納品が今期完了すれば、その点は一件落着できるのではないかと思います。

ここまでが、第10期の業績と業績の分析になります。