KONICA MINOLTA コニカミノルタ株式会社 2014年3月期(2013年度)第1四半期決算説明会  


主な製品の販売状況

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TACフィルムの販売数量は主要顧客におけるシェアの変動や、市場の調整により前年比で減少していますが、これらは期初に想定していた範囲内での推移となっています。
光学系の製品では、デジタル一眼用交換レンズは前年比減少ながら、計画線での推移となりました。色計測機は昨年度後半の買収効果もあり、販売は好調でした。携帯電話用レンズユニットは、販売数量は順調に推移しましたが、利益創出の点では厳しい状況です。光ピックアップレンズは、DVD用途は減少しましたが、ブルーレイ用途が増加しました。昨年度後半に同事業の体質改善を実施した結果、今上半期では、しっかりと利益創出が出来る体制へと変化しています。HDD用ガラス基板は第1四半期同様、厳しい状況が続きました。
今後の光学事業の方向性について、本日、HDD用ガラス基板事業の撤退や、携帯電話用レンズユニット事業の体制見直しを発表しましたが、数量が見込めても高収益が期待出来ない事業の比率を下げる一方で、計測機器事業の様に、産業用途やプロフェッショナル用途で、規模が小さくても高収益が見込める事業を増やして行きたいと考えています。