KONICA MINOLTA コニカミノルタ株式会社 中期経営計画  


2-1. オフィスサービス事業の戦略概要

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まず、オフィスサービス事業については2014年度に6000億円、2016年度には8000億円の売上成長を目指します。一つ目の重点施策としてGMAやOPSによる売上高を2016年度は2013年度比で600億円拡大させます。特に北米やアジア、他地域に同質のサービスを提供するためのグローバルサポートセンターの運用を強化し、GMA獲得による一層の中高速カラーMFPの拡販を目指します。同施策は14年度の先行投資として重点的に組み入れています。二つ目はITサービスの提案から入り、顧客のシステムに入り込んだビジネスプロセスマネジメントのパッケージ提案を強化する施策です。その為には業種業態別に最適なソリューションを構築、水平展開を図ります。顧客へのサービス提供に際しては、KMクラウドを活用した課金モデルで2014年度に一定の売上も見込んでいます。これらの施策によって2016年度の顧客へのハイブリッド型提案の比率は100%を目指します。これらの重点施策を通じ、2013年度を起点とした2016年度のMFP販売台数は18%増、プリントボリュームは30%増を目指しており、収益に直結する指標として位置付けています。また、 2016年度〜2018年度に向けた新たな提供サービスの為に、世界5拠点でBIC(ビジネスイノベーションセンター)の設立も進めており、将来的にプリントボリュームの成長が鈍化しても、新たな収益源となるソリューションサービスの開拓にも取り組みます。