KONICA MINOLTA コニカミノルタ株式会社 2015年度第2四半期 決算概要  


TRANSFORMによる成長のロードマップ(2)

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それぞれのフェーズのキーとなるポイントをここに掲げています。
オフィスサービス分野におけるフェーズ1のハイブリッド型付加価値販売についてはやり切ります。2Qは販売台数が落ち、その影響があったと申しましたが、米国の直販では粗利が増えています。利益を生み出すための方向性は間違っていません。今の価格競争は産業から見ておかしいと思います。例えばUSドルが100円から120円になったと言っても、製品は日本以外で作っているので日本円の影響はなく、為替メリットを価格に転嫁すると連結ではおかしくなるわけです。ですから、当社は価格競争には追従しません。 この産業を次の時代に繋げるように、付加価値がお客さまに認められるように、ハイブリッド型販売の成約を増やして行くという方針を変えずに進めます。
フェーズ2に入ると、今のMFPをもっと進化させた新型プラットフォームになります。つまり、IoTのサービスの時代です。新しいICT技術をビジネスモデルに組み込むということです。ここに同業よりもいち早くTRANSFORMするための力をつけるという基本方針は変えません。
商業・産業印刷分野では、今のハイエンドの商品が評価されています。また、インクジェットの印刷機が、この下期からは技術展示からビジネスの段階に移っています。MGI社との提携も進んでいます。この領域は当社にとって、ポテンシャルがあり、実力もある領域です。