業績ハイライト

業績総括
 第66期における経済環境は、海外では中国やアジアの新興国等において成長が鈍化した一方で、米国景気は順調に回復しました。また、欧州においても夏以降、景気は緩やかに持ち直しました。わが国では、日銀の金融緩和策による円安の進行や米国の景気回復を背景に輸出企業を中心に収益の改善が進んだほか、中小の非製造業においても景況感が改善しました。こうした中で当社が関連する分野では、自動車市場において、中国の需要回復と北米向けの販売増加により日本からの輸出や海外生産が堅調に推移したほか、国内市場でも需要回復や消費税率引上げに伴う駆け込み需要がありました。また、OA機器市場においても需要が堅調に推移しました。当社におきましては、自動車向けやOA機器向けの販売が堅調に推移したほか、AV機器向けや医療機器向けでも売上が前期より増加しました。
 第67期の業績につきましては、為替レートを1米ドル100円と想定し、売上高は前期比3.3%増の280億円、営業利益は10億円(対前期比21.9%増)、経常利益は9億80百万円(同19.4%増)、当期純利益は7億60百万円(同11.4%増)となる見込みです。


売上高

営業利益/経常利益/当期純利益

市場別売上高構成比

地域別売上高構成比