業績総括
第70期の業績につきましては、売上高は前期比13.6%増の202億94百万円、営業利益は同5.0%増の2億59百万円、経常利益は同31.5%減の2億37百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同25.9%減の49百万円となりました。メキシコ工場における先行投資と人員増や新興国における人件費高騰などの固定費の増加などの収益圧迫要因がありましたが、自動車向けが引き続き拡大したほか、インドネシア子会社が今期から連結対象になったことなどから売上高・営業利益ともに前期の業績を上回る結果となりました。一方で、為替差損や絞り加工事業ののれん代を減損損失として計上したことなどから経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益は前期比減となりました。第71期は、為替レートを1米ドル100円と想定し、売上高は前期比2.5%増の208億円、営業利益は同34.9%増の3億50百万円、経常利益は同34.8%増の3 億20 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同221.2%増の1億60百万円となる見込みです。