KONICA MINOLTA コニカミノルタ株式会社 2015年度第3四半期 決算概要  


2015年度3Q決算のポイント

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売上高は7,623億円、前年同期比5%増収となりました。主力製品での販売増やM&Aの効果、対ドルでの円安の効果等により増収です。営業利益は416億円、前年同期比12%、55億円の減益と、厳しい結果になりました。
主力の情報機器事業では、オフィスサービスにおけるハイブリッド型販売や高セグメント商材へのシフト等は進んでいます。一方、北米を中心とした価格競争がこの3Qも継続し、商談のパイプラインは積み上がってきているものの成約が4Qに期ずれしているところもあります。価格競争に追随しないという当社のスタンスは変っていませんが、従来製品の売切りが当初の社内計画よりも遅れたことによって新製品効果の発現も遅れました。
ヘルスケア事業は、国内外の主力製品販売増により増収増益で順調に進捗しています。
産業用材料・機器事業では、特に機能材料分野におけるTACフィルムの販売減が影響し減収減益となりましたが、ディスプレイ製品の市況は社内計画に織り込み済ですので、パフォーマンスとしては計画インラインとなります。
結果として、四半期の利益265億円、前年からは11%減益となりました。