ここでは欧州、国内、北米それぞれにおける、数量ベースのA3カラー新製品シフトの下期計画を示しています。例えば、左のグラフの欧州では、6割を新製品にすると計画していましたが、3Qの単期で38%となり、4Qでは85%を目標にしました。国内、北米では、4Qの目標を54〜55%としています。欧州が高いのは、もともと商品構成が欧州と日米で異なるからです。欧州は比較的低中速機も含めた販売構成ですので、新製品に置き換えるときのカバレッジが広くなります。日本、北米は、どちらかというと高セグメントですので、55%程度を目標にしています。3Qの進捗はいずれも4割弱と、社内想定よりも従来製品の売切りに時間を要したため弱くなりました。
今、直近で入手できる市場のデータで見ると、欧州、北米でのA3カラーのMFPの金額シェアは欧州で20%、北米で18%でございます。