KONICA MINOLTA コニカミノルタ株式会社 2015年度第3四半期 決算概要  


2015年度通期業績予想

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当社は社内計画を開示していませんが、3Qの進捗は社内の想定ラインよりも厳しいものとなりました。ただ、4Qにおける業界の状況や各国の経済状況、金融、原油の状況など、さまざまな要因を鑑みると、マイナスに働くものもあればプラスに効く要素もあるでしょうから、現時点で公表値を変えることはしないという結論に達しました。売上高、営業利益、当期利益については前回公表から変えておりません。当社の基本的なスタンスとして、期初の通年予想を半期で見直す可能性はありますが、四半期ごとに修正していくことはあまり想定していません。
利益関係に関しての予想は見直しませんが、キャッシュフローに関して以下の通り申し上げます。3Qでは情報機器の売上が社内想定ほど立ちませんでしたが、特に売上が伸びなかった北米は、販売チャネルの在庫や直販のパイプライン等から見て、4Qは社内の想定ラインに届くと見ています。3Qで高止まりしていた在庫が4Qの拡販で売掛金の方にシフトしますが、回収に至らない部分もあると見ており、運転資本、特に売掛金の増減のところで悪化が見込まれます。その分として約130億円マイナスに見て、前回公表時のフリーキャッシュフローがマイナス250億円だったものを、今回マイナス380億円に見直しました。
配当予想については、下期15円、通期30円を据え置きます。