KONICA MINOLTA コニカミノルタ株式会社 2015年度第3四半期 決算概要  


2015年度下期のポイント:情報機器事業

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15年下期の情報機器事業は、新製品を投入したオフィスサービスで従来製品の売切りに時間を要したことにより3Qの効果は十分に得られませんでしたが、4Qに関しては既に準備は整っています。
地域別戦略でも、基本的に当社の付加価値型の立ち位置は変えていません。特に2Q、3Qと厳しかった北米市場に関しては、価格競争は引き続き厳しい中でも、直販のパイプラインが11月、12月と相当盛り返してきています。また、チャネルパートナーは新製品に切り替わるということを当然知っていて導入のプロモーションを期待していたと思いますが、当社のほうがプロモーションをかなり我慢したことにより、再販チャネルの在庫は12月末でかなり低くなってきています。この、3Qで無理な販売をせずに4Qで刈り取るという戦略によって、北米に関しては4Qでの社内計画到達が射程圏内になっています。
商業・産業印刷では、フラッグシップ機種のbizhub PRESS C1100が欧米ではカテゴリー・トップシェアにあり、当社が市場をつくっているところがありますので、アプローチの強化を進めてまいります。