KONICA MINOLTA コニカミノルタ株式会社 2017年3月期(2016年度)決算説明会  


情報機器事業:オフィスサービス分野の状況(第4四半期)

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オフィスサービス分野の第4四半期は、売上高は1,509億円、為替影響を除いて前年比1%減収。営業利益は119億円、為替影響を除いて5%減益となりました。ハイブリッド販売は堅調に推移しました。特に主要直販国におきましては、すべての国で対前年を上回る販売を達成し、特に米国等が好調でした。米国でのハイブリッド販売の粗利率の改善ポイントですが、上半期の例で言うと$75,000以上の取引があったお客様で見ると、粗利率が4%向上といったご説明をしましたが、第4四半期ではそれが9.5%と倍増しております。一方、MFP本体の販売は新規のお客様をGMA(世界的規模の大手顧客)で獲得していますが、大口案件を中心にやや鈍化した結果となりました。
第4四半期のA3カラーMFPの販売台数は前年並みとなりましたが、前年同期は新製品効果もあり、本資料後半の補足資料の通り大幅に販売を伸ばした時期でした。このため、四半期ベースでの販売モメンタムが変調をきたしたという事ではないと認識しています。
17年度につきましては、生産性をいっそう高めるとともに、ハイブリッド化率の加速、ノンハードの収益性の向上、カラー高速機の商品競争力強化といった施策で利益を着実にあげていく計画です。