KONICA MINOLTA コニカミノルタ株式会社 2017年3月期(2016年度)決算説明会  


情報機器事業:商業・産業印刷分野の状況(第4四半期)

前のページヘ 次のページへ 一括ダウンロード
第4四半期の売上高は586億円、為替影響を除いて前年比3%増収。営業利益は30億円、為替影響を除いて33%減益となりました。
プロダクションプリントでは第3四半期に発売した軽印刷領域の新製品「AccurioPress C2070シリーズ」が好調な滑り出しを見せている半面、これまで堅調に推移してきたカラーの旗艦機種「bizhubPress C1100」が新製品への切り替え時期が迫り、その製品ライフ末期を迎えたこともあって販売が減速しました。
産業印刷では、16年度から連結に加わった仏MGI社の影響や同社のデジタル加飾印刷機の当社販売ネットワークでの販売、また高速インクジェット印刷機「AccurioJet KM-1」の販売も寄与して大きく伸長しました。
このように、売上増収は主に産業印刷領域によるものですが、営業減益は、欧州でのカラー上位機販売減の影響と新製品開発強化に伴うR&D費用増が要因となります。
2017年度につきましては、新製品の投入による商品競争力の強化を図るとともに、商業印刷のお客様向けのワークフローソリューションの提供による売り上げ及びPVの拡大、生産のコストダウン等で売上、利益の拡大を計画しています。