財務データ

連結貸借対照表(要約)

(単位: 百万円)

第66期
2014年3月31日現在
第67期
2015年3月31日現在
資産の部
流動資産 11,770 10,304
固定資産 8,469 6,249
有形固定資産 7,232 5,148
無形固定資産 191 238
投資その他の資産 1,045 863
資産合計 20,240 16,554
負債の部
流動負債 8,892 5,619
固定負債 6,606 3,902
負債合計 15,499 9,522
純資産の部
株主資本 5,571 6,473
資本金 1,000 1,000
資本剰余金 256 256
利益剰余金 4,323 5,241
自己株式 △8 △24
その他の包括利益累計額 △843 529
その他有価証券評価差額金 58 125
為替換算調整勘定 △353 570
退職給付に係る調整累計額 △548 △166
新株予約権 12 29
純資産合計 4,741 7,032
負債純資産合計 20,240 16,554

第67期末における総資産は165億54百万円と、前期末に比べ36億85百万円減少しました。
主な要因は以下のとおりです。

資産の部
資産の部においては、現金及び預金が6億77百万円増加したものの、当社子会社の第一化成ホールディングス株式会社の売却等により、受取手形及び売掛金が13億10百万円減少、棚卸資産が6億57百万円減少したことから、流動資産が14億65百万円減少しました。また、有形固定資産については、同子会社の売却等により20億84百万円の減少、無形固定資産については46百万円の増加、投資その他の資産については1億82百万円減少しました。

負債の部
負債の部においては、負債合計額は95億22百万円となり、前期末に比べ59億77百万円減少しました。主な要因は、当社子会社の第一化成ホールディングス株式会社の売却等により流動負債が32億72百万円減少、固定負債が27億4百万円減少したことによります。

純資産の部
純資産の部においては、純資産合計額が70億32百万円となり、前期末に比べ22億91百万円増加しました。主な要因は、当期において、5億35百万円の当期純利益の発生と退職給付に関する会計基準の変更に伴い、利益剰余金が4億66百万円増加したことにより株主資本合計が9億1百万円増加したほか、円安の影響により為替換算調整勘定が9億23百万円増加したことや当社子会社の第一化成ホールディングス株式会社の売却等により退職給付に係る調整累計額が3億81百万円増加したことから、その他の包括利益累計額合計が13億72百万円増加したことによります。

連結損益計算書(要約)

(単位: 百万円)

第66期
自2013年4月1日
至2014年3月31日
第67期
自2014年4月1日
至2015年3月31日
売上高 27,100 29,487
売上原価 21,260 22,835
売上総利益 5,840 6,652
販売費及び一般管理費 5,020 5,571
営業利益 820 1,081
営業外収益 334 500
営業外費用 333 588
経常利益 820 992
特別利益 36 151
特別損失 48 198
税金等調整前当期純利益 808 945
法人税等 126 250
法人税等調整額 - 159
当期純利益 682 535

売上高
主力の自動車向けが前期比二ケタ増と全体を牽引し、医療向けも大幅増となったことなどから前期比8.8%増の294億87百万円となりました。
営業利益
プラスチック事業は減益となりましたが、精密ばね事業は大幅増益となり、全体では前期比31.8%増の10億81百万円となりました。営業利益率は3.7%となり、前期に比べ0.7ポイント上昇しました。
営業外収益
為替差益が前期よりも増加したことなどから、前期に比べ1億66百万円増加しました。
営業外費用
持分法による投資損失が前期よりも増加したことなどにより前期に比べ2億55百万円増加しました。
経常利益
前期に比べ21.0%増加しました。
特別利益
第一化成ホールディングス株式の売却益などにより前期に比べ1億15百万円増加しました。
特別損失
関係会社整理損と旧福島工場の土砂崩れ発生に伴う修復工事見積額を特別損失に計上したことなどにより、前期に比べ1億50百万円増加しました。
少数株主利益
第一化成ホールディングス株式会社の少数株主利益を1億59百万円計上しました。
当期純利益
前期に比べ21.6%減少しました。

連結キャッシュ・フロー計算書(要約)

(単位: 百万円)

第66期
自2013年4月1日
至2014年3月31日
第67期
自2014年4月1日
至2015年3月31日
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,835 2,139
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,045 △1,179
財務活動によるキャッシュ・フロー △546 △794
現金及び現金同等物に係る換算差額 139 395
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 382 560
現金及び現金同等物の期首残高 2,362 2,745
現金及び現金同等物の期末残高 2,745 3,407

キャッシュ・フロー
当期末における現金及び現金同等物の期末残高は、前期末に比べ6億62百万円増加し、34億7百万円となりました。