業績ハイライト

業績総括
 第67期における経済情勢は、海外では、中国などの新興国の経済成長が鈍化しましたが、米国の景気回復と欧州経済の持ち直しにより、堅調に推移しました。国内では、消費増税後の景気回復のもたつきがあったものの、輸出産業では米国需要が好調だったことから景況感が回復しました。こうした中で、当社が関連する分野では、自動車市場において、国内需要は停滞しているものの、米国や中国において需要が好調でした。当社におきましても、自動車向けの売上高は前期に比べ増加しました。
 第68期の業績につきましては、2015年3月31日をもって当社が51%保有する第一化成ホールディングス株式会社の株式を台湾の企業グループ「能率集団(ABICO GROUP)」に譲渡したことに伴い、プラスチック事業が連結から外れるため、相当程度の減少を見込んでおります。為替レートを1米ドル120円と想定し、売上高は前期比32.9%減の198億円、営業利益は8億80百万円(対前期比18.6%減)、経常利益は8億60百万円(同13.4%減)、当期純利益は5億50百万円(同2.8%増)となる見込みです。


売上高

営業利益/経常利益/当期純利益

市場別売上高構成比

地域別売上高構成比