2015年3月31日に第一化成ホールディングス株式会社の全株式を売却したことによってプラスチック事業の重要性が低下したため、同事業は2016年3月期より精密ばね事業に統合いたしました。一方、重要性の高い海外事業を含めた地域別管理体制を強化したため、2016年3月期より所在地別セグメントを報告セグメントとすることにいたしました。前年同四半期比においては、日本、アジアは第一化成ホールディングス株式会社の事業を多く含んでいたため、大幅な減収減益となっておりますが、米州、および欧州は同社事業を含んでいなかったため、従来ベース基準での比較となっております。

日本
　プラスチック事業の大部分が連結対象外となったことにより、売上高は39億36百万円、セグメント損失は1億45百万円と前年同四半期比減収減益となりました。プラスチック事業分を除いたベースでの比較では、自動車向け、精密機器向け売上高が増加したものの、OA向けが減少し、また、船橋電子完全子会社化による固定費増加等もあり減収減益となりました。

米州
　自動車向けが好調に推移したほか、インフラ向けが増加し、売上高10億97百万円、セグメント利益52百万円と前年同四半期比増収増益となりました。

欧州
　医療向けが好調に推移したほか、航空機向けが増加し、売上高12億49百万円、セグメント利益は1億47百万円と、前年同四半期比増収増益となりました。

アジア
　プラスチック事業の大部分が連結対象外となったことにより、売上高36億41百万円、セグメント利益3億22百万円と、前年同四半期比減収減益となりました。一方、プラスチック事業分を除いたベースでの比較では、自動車向けが好調に推移したほかスマホ関連が増加したことなどから増収増益となりました。