KONICA MINOLTA コニカミノルタ株式会社 2018年3月期(2017年度)第1四半期決算説明会  


収益力強化に向けた取組み

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次に収益性強化に向けた取組みを2点、ご説明します。
1点目は固定資産の流動化施策です。当社の日野サイトの底地の一部をセールス&リースバックというスキームにより、1Qに約40億円の売却益を計上しました。その狙いは資料にも記載しておりますが、固定資産をオフバランス化することによって資金調達を行い、その資金を成長領域への投資、運転資金への活用、有利子負債の削減など、キャッシュフローの改善を図ることにあります。この施策の経緯を少しお話しすると、実は前中計「TRANSFORM 2016」からこの考え方を進めており、CRE(企業不動産戦略)の中でファシリティ活用に最適化ということで、グローバルな展開を視野に入れて検討を進めてきた内容の1つです。今回のセールス&リースバックについては、信頼できるパートナーから好条件を得ましたのでこのタイミングでの実施となりました。今後も条件とタイミングを見ながら、こういった取り組みを継続的に実施していきたいと考えています。
2点目は人財トランスフォーム施策です。構造改革については、1Qには国内の子会社で特別転進支援制度を実施しました。人財のトランスフォームの一環として、外部に活躍の場を求める選択肢を提供していく施策です。