KONICA MINOLTA コニカミノルタ株式会社 2016年度第2四半期 決算説明会  


次期中期経営計画について

前のページヘ 次のページへ 一括ダウンロード
4月14日に説明した中期事業戦略を確実にやっていくことについては、全く変わりはありません。一方で、5年後の数値目標として、その時点の4月の為替の前提ではありましたが、売上高で1兆5,000億、営業利益率で8%から10%を目標としてやっていくと申し上げました。増益をつくる事業戦略をやっていくというのは全く変わりませんが、残念ながら4月以降、円高になり、これが進行したということは事実です。ですから、現在策定中の中期経営計画については、円高の定着が今後は想定されるという前提で、営業利益をいかに増やしていくかということをしっかり詰めていき、計画に落としていきます。そのためには、既存事業の収益力を向上すること。それとトランスフォームで進めている業容転換、あるいは周辺事業と申していますが、この周辺事業の営業利益率を、既存事業に対してそれぞれ営業利益率で5%高く設定して具体的に進めていくということ。それと3番目は、当然5年後を考えると、このIoT時代に合わせた当社の新しい事業、ビジネスモデル、これを現在トランスフォームで取り組んでいます。そのために必要なM&Aも投資をしてきました。5年先のことではなく、この3年間で、この3番目のIoT時代の事業創出も結果を出すという形で進めていきます。しかも、ここで生み出す利益率につきましては、これは3年後ではなく、5年後の目標とはなりますが、それぞれが営業利益率15%以上を目指します。あるテーマによっては20%、25%という、従来のコニカミノルタにはなかった高収益の事業というものを、この3番目のカテゴリで作っていくということです。